犬はブルーベリーを冷凍したものを食べてもいい?白内障にいいのか調査!

ブルーベリーは、6〜8月が旬の果実です。

犬はブルーベリーを食べれる・食べていいのでしょうか?

また、食べれる場合、犬はブルーベリーを冷凍したものを食べていいのでしょうか?

飼い主さん

犬はブルーベリーを食べれるの?冷凍させたものを食べさせても大丈夫なのかしら?
もし食べさせていいなら、1日に食べていい量のブルーベリーを知りたいわね

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 犬はブルーベリーを食べれる・食べていいの?
  • 犬をブルーベリーに食べさせると白内障予防に良い?
  • 犬にブルーベリーを冷凍したものを食べさせるのは良くない?
  • 犬はブルーベリーを1日にどれくらいの量食べて大丈夫?

まなか

犬はブルーベリーを食べれるの?食べていいのか、白内障予防になるのか教えて!

というあなたのために説明していきますね。

犬にブルーベリーを冷凍させたものを食べさせても大丈夫?

犬はブルーベリーを食べれるのか、食べていいのか心配する人は多いです。

結論から言うと、ブルーベリーは犬が食べれる・食べていい大丈夫な果物です。

犬はブルーベリーを食べていいのね!

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ♪

ブルーベリーは犬が食べれる・食べていい大丈夫な果物ではありますが、冷凍させたものはどうでしょう?

犬にブルーベリーを冷凍させたものを食べさせても良いのでしょうか?

結論から言うと、犬に冷凍させたブルーベリーを進んで食べさせるのはやめたほうがいいでしょう。

暑い気温の日であれば、冷凍させたものを1~2粒といったように少しだけ与える程度であれば大丈夫ではあるのですが、冷えていることでお腹を壊し、下痢などを起こしてしまう可能性があります。

そっか。お腹が弱い子もいるもんね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ。基本的には、ワンちゃんに冷凍物は食べさせないほうがいいよ

また、冷凍コーナーにあるブルーベリーであっても同じです。少しだけ冷凍物を食べさせてみたい、といった場合でも色々なベリーなどがミックスされているタイプのものは避けましょう。

ブルーベリー以外の物が一緒に入っているので、そのどれかが犬の健康に悪影響を与えてしまうかもしれません。

その他にも、新鮮な生のブルーベリーと違って冷凍物のブルーベリーだったり、日にちが経過したために冷凍したブルーベリーは鮮度や栄養価が下がっていきます。そういった点からもやはり冷凍物は控えたほうがいいでしょう。

いずれにせよ、犬にブルーベリーを食べさせるのであれば、新鮮かつ冷凍物ではないブルーベリーを与えるようにするといいわよね

まなか

チワワ先輩

そうだね♪

犬にブルーベリーは食べさせてOK!ブルーベリーに含まれている成分はこちら

こちらが、ブルーベリーに含まれている主な成分です。

 

カロリー 100gあたり49kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 0.1g
炭水化物 12.9g
カロテン 55μg
ビタミンC 9mg
カリウム 70mg
0.2mg
マグネシウム 5mg

人ではよく「目に良い」ことなどで知られているブルーベリーですが、実は犬にとっても同じく目などの健康にいい果物となっています。

確かに、白内障予防のためにブルーベリーを食べさせているという飼い主さんもいるみたいね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね

ブドウと似ているため食べて大丈夫なのか、食べてはいけないのでは…と心配に思うかもしれませんが、品種がまったく違う果物なので、ブルーベリーは食べても大丈夫なんです。

この記事ではブルーベリーを食べれるのか詳しく説明していきますが、中にはアレルギーを持っている場合の犬もいます。そのため、愛犬にブルーベリーを食べさせる時には、アレルギーを持っていないか注意しましょう。

また、他にも注意する点があるので、それらにも気を付けておくようにしましょう。


【関連記事】
犬はいちごを食べれるし寿命をのばす!?下痢になる子も?食べてもいい量もチェック!

犬はさくらんぼを食べれる?食べていい・大丈夫なのかアレルギーについても調査!

『犬にぶどうは大丈夫』はデマ?死亡例もある?致死量についても調査!

犬にブルーベリーを食べさせると白内障予防になる?

ブルーベリーは犬が食べれる・食べていい大丈夫な果物で、目などの健康にもいいと説明しましたが、実際にはどのような栄養素や効果があるのでしょうか?

ブルーベリーには、「アントシアニン」という成分があります。

この成分は、抗酸化物質であるため、老化の防止、免疫力の向上、目の疲労の改善など様々な効果があります。また、「アントシアニン」以外で、「ルテイン」という成分も一部の白内障の発生リスクを下げるということも分かっています。

チワワ先輩

一番いいのは、ルテインとアントシアニンを一緒に摂取することだよ♪
そうだったのね!アントシアニンだけじゃなくて、ルテインもとても大切な成分なのね

まなか

ところで、目の病気の中でもよく聞く「白内障」とはいったいどういう病気なんでしょうか?

白内障とは、水晶体(レンズ)という部分が一部あるいは全体が白く濁ってしまった状態のことを言います。そのため、白内障になってしまった愛犬の目を見ると、白く濁ったモヤの様に見えてしまいます。

白内障になった際に現れる症状は以下のようなものがあります。

白内障の犬の症状はこちら
1.目が白く見える
2.物にぶつかるようになる
3.つまずく

白内障の初期の段階では目の白い濁った部分も小さく、家の中では物の配置などを覚えているため症状が顕著に現れることはそこまでないのですが、白内障が進行してしまうと失明してしまったり、緑内障などの別の病気を引き起こしてしまうこともあります。

白内障の主な原因は遺伝ですが、他にも糖尿病や目の外傷や病気によってもかかってしまう場合があります。

そんな白内障の「白く濁る」という状態は、活性酸素の発生によって目の水晶体(レンズ)の細胞が酸化してしまう事で起こります。そのため、抗酸化物質である成分を含むブルーベリーは犬の身体の健康以外にも、白内障の予防などにも効果のある果物と言えます。

犬に食べさせていいブルーベリーの量は?

では、犬が1日に食べていいブルーベリーの量はどのくらいでしょうか?

ブルーベリーを食べれる量は、犬の体格によって変わってきます。

また、ブルーベリーを犬に与える場合はメインのご飯としてではなく、おやつとして与えるといいでしょう。犬が1日に食べれるおやつの量は、1日に与えるご飯の量の20%以内と言われています。犬の体格によって食べれるブルーベリーの量が変わってくるのは、1日のご飯の量がそれぞれ違ってくるからでもあるのです。

例えば、1日に与えているご飯の量が100gの子の場合は、20gまでであればブルーベリーを食べても大丈夫と言えます。ブルーベリーは1粒の重さは約0.8~1.2g程です。1粒を約1gと考えると、20粒までなら食べれることになるので、1日のご飯の量が100gの子ではだいたい20粒前後であれば食べていい大丈夫な量と言えます。

これはあくまでもおやつをブルーベリーだけで考えた場合の食べていい量なので、他におやつをあげるのであれば、もっと少なくなるでしょう。もちろん、先ほど説明したように、犬に与えている1日の食事量によって変わってくるので、しっかり測ってブルーベリーを与えたい場合は、食事量をもとに計算してみるといいでしょう。

犬にブルーベリーの加工品・ジャムなどは食べさせないように!

では、冷凍物ではなく、ブルーベリーの加工品やジャムはどうでしょうか?

食べれる・食べていい大丈夫な食べ物なのでしょうか?

結論から言うと、犬にブルーベリーの加工品・ジャムなどは食べさせない方がいいです。

確かに、加工品となると糖分が高くなっちゃってるわよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね

ブルーベリーの加工品・ジャムなどは通常の生のブルーベリーに比べて糖分が高くなっています。また、添加物といったものも使用されているため、犬に与えるのは好ましくないといえます。なので、「食べたがるから」、「少しくらいなら食べても大丈夫だろう」と食べさせてあげたくなるかもしれませんが、冷凍されたブルーベリーと同じく、犬に加工品やジャムは食べさせないようにしましょう。

犬がブルーベリーを食べると急性腎不全になるというのは嘘?

品種は違いますが、見た目の似てるブドウを犬が食べると急性腎不全になってしまう恐れがあります。

では、犬の健康にもいいとされるブルーベリーは実際のところ、本当に大丈夫なんでしょうか?

そういえば、ブドウは急性腎不全になってしまうと言われているけど、何が原因かはよく分かっていないんだったわよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。今の科学でもよく分からないことはあるんだね

ブルーベリーは現時点では、犬にとって100%危険な果物だという報告は論文などでないようです。基本的には大丈夫であり、与えすぎなければブルーベリーを食べてもいいと言えるでしょう。

また、ブルーベリーを食べたからと言ってブドウのように急性腎不全になってしまうこともないようです。

よかった!ブルーベリーを食べたことが原因で急性腎不全になったという子もいないのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ♪

しかし、犬の栄養学などに関してはまだまだ分かっていないことも多くあります。健康にいいし食べれるから大丈夫だろうという理由でたくさん与えすぎないようにしましょう。

また、アレルギーや持病がある犬や体調に不安を持っている犬に与える際には、食べていいかどうかなどをかかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。

【まとめ】犬はブルーベリーを食べれる!食べていい量以上を与えないように

ブルーベリーは、抗酸化物質である「アントシアニン」や「ルテイン」が含まれている為、老化の防止や免疫力の向上だけでなく、白内障予防など様々な効果が期待されています。そのため、犬はブルーベリーを食べれる・食べていいと言えます。

しかし、与えすぎは良くありません。食物繊維も豊富に含まれている為、食べすぎると消化不良で下痢などを引き起こしてしまう可能性があります。また、白内障に関しても、あくまで予防であり、白内障を完治させるまでの効果はありません。健康や目にいいからといって食べていい量は超えずに、適量を守って与えるようにしましょう。また冷凍されたものではない新鮮なブルーベリーを食べさせてくださいね。

また、持病がある子や、お腹が弱い子などに与える時は、食べても大丈夫か、どのくらいまでであれば食べれるのかなど、かかりつけの動物病院に相談をしてから与えるようにしましょう。

ブルーベリーは与えすぎたり、加工されたものを与えなければ犬の健康にもいい果物ですので、ぜひ一緒におやつとして食べてみてくださいね。