犬の熱中症はどこを冷やすといい?対策と予防は?正しく回復する手段を学んでおこう!

夏になると怖いのが熱中症ですよね。

実は、ワンちゃんも人間と同じように熱中症になってしまうことがあるのです。

犬の熱中症は、どこを冷やすといいのでしょう?

飼い主さん

犬が熱中症になったらどこを冷やすといいのかな?愛犬の熱中症対策のためにできることをしてあげたいんだけれど、どうすればいいのかしら?
熱中症になっちゃったワンちゃんはどんな症状が出るんだろう?予防法はもちろん、熱中症から正しく回復する手段も知りたいな

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 犬の熱中症はどこを冷やすといい?
  • 犬の熱中症対策と予防法を知りたい!
  • そもそも犬が熱中症になったらどうなる?
  • 熱中症になりやすい犬種は何?
  • こんな犬は要注意!熱中症になりやすい!?
  • 犬が熱中症になったら●●は絶対ダメ!正しく回復する手段はコレ!

まなか

犬の熱中症はどこを冷やすといいの?愛犬の熱中症対策のためにできることをしてあげたい!熱中症から正しく回復する方法も教えて!

というあなたのために説明していきますね。

あなたの愛犬がすでに熱中症になっている可能性があるという場合、回復手段のところに今すぐ目次から飛んでください!

犬の熱中症はどこを冷やすといいの?

犬に熱中症らしき症状が出た場合、本当に心配ですよね。

犬の熱中症はどこを冷やすといいのでしょう?

犬の熱中症はどこを冷やすといいのかしら?人間なら首にある頸静脈や脇、足の付け根にある鼠径部よね

まなか

チワワ先輩

そうだよね。犬の熱中症はこんな場所を冷やすと良いと言われているよ
犬の熱中症で冷やすといい場所はこちら
  • のど
  • 脇の下
  • 内もも
  • お腹

冷やす時には、保冷剤か氷と水を入れた袋を使うと良いです。

犬の熱中症で冷やすといい場所は、この4つなのね。でも、愛犬が熱中症になっているとなると飼い主さんも焦ってしまうし、どこを冷やすのかとかしっかり場所を考えるのも難しいわよね

まなか

チワワ先輩

そういう場合は、これから言う方法を試すといいよ
犬を冷やす時の簡易的方法はこちら
  • 顔は出した状態で、バスタオルを体全体にかけ、水をかける
  • 冷房をつけ、扇風機の風が当たるようにする
  • バスタオルが顔にかからないように気をつける

ただ、愛犬の調子が悪い場合には、必ず獣医さんに見てもらうようにしてください。

犬の熱中症時には冷やしたり簡易的方法をとるだけでなく、獣医さんに見てもらうことが大事なのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ。飼い主さんだけの判断だと、一時的に回復しても、後でまた体調を崩してしまうことがあるから注意してね

犬の熱中症対策と予防法はこちら!

こちらが、愛犬の熱中症対策・予防法です。

犬の熱中症対策・予防法はこちら!
1.室温を22度前後に保つ
2.湿度を40~60%に保つ
3.飲み水を切らさない

ワンちゃんは肺にたまった熱い空気を吐き出して、涼しい空気を取り入れることで体温調節をしています。

チワワ先輩

でも、気温や湿度が高いと肺に熱がこもってしまい調節が難しくなっちゃうんだよね。室温は高くなくても湿度が極端に高い時は熱中症になっちゃうことがあるよ
室温だけじゃなく、湿度にも注意が必要なのね

まなか

最近では、室内で熱中症熱中症にかかるワンちゃんも増えています。

室温だけじゃなく湿度にも注意してあげるようにしてくださいね。

犬が熱中症になるとどうなる?症状はこちら!

そもそも、ワンちゃんが熱中症になるとどうなるのでしょう?

ワンちゃんは気温が暑くなり始めると、浅く速い呼吸をし始めます。

これはパンティングと呼ばれるもので、舌を出して暑そうに『ハァハァ』としているワンちゃんを見たことがあるかと思います。

チワワ先輩

熱中症の初期症状では、この『ハァハァ』がもっと早くなるんだよ。それだけじゃなく、あえぎながらよだれを流し始めるんだ

こちらがワンちゃんの熱中症の症状です。

犬の熱中症の症状はこちら!
1.『ハァハァ』といつも以上に速い呼吸をしてよだれを流し始める
2.脈も早くなって口の中や目の粘膜が充血する

 

ーーーーーーーココから症状が重篤化した場合ーーーーーーー

3.呼びかけに応答しない、けいれんや嘔吐・下痢の症状も
4.脱水症状になり酸欠症状になって下の色が紫色に
5.心拍数が低下し血圧が下降するため呼吸不全に
6.ショック症状を起こして死亡

怖いわね・・・熱中症にならないためにもワンちゃんをしっかり観察して飼い主としてできることをしたいわね

まなか

こんなワンちゃんは要注意!熱中症になりやすい犬種とは?

そして、ワンちゃんによっても熱中症になりやすい犬種というのがあります。

こちらが熱中症を起こしやすいワンちゃんの条件です。

熱中症になりやすい犬種・犬の条件がこちら!
1.子犬や老犬
2.病気療養中の犬
3.肥満な犬
4.些細なことに興奮してワンワン吠える犬
5.鼻孔や鼻腔が狭く鼻呼吸の効率がよくない犬
6.北方出身で被毛が厚い犬
うちの子はチワワでもう老犬と呼ばれる年齢だし、人が来ただけで興奮してワンワン吠えるから夏は要注意ね

まなか

チワワ先輩

そうだね。ワンちゃんは興奮によっても体温が上昇するから、興奮しやすい子は特に注意してあげてほしいね

鼻孔や鼻腔が狭く鼻呼吸の効率がよくない犬は、熱中症になりやすい犬種です。

チワワやブルドッグのようないわゆる『鼻ぺちゃ』と言われるような子たちのことを言います。

鼻ぺちゃの子は熱中症になりやすい犬種なのね。チワワやブルドッグは鼻孔や鼻腔が狭いから、熱中症になりやすいのね

まなか

チワワ先輩

鼻ぺちゃくんたちは要注意だね

そして、北方出身のシベリアンハスキーやセントバーナードのような犬種は、暑さに強くないので注意が必要です。

チワワやブルドッグと違い、ミニチュアダックスフンドのような長いマズルの犬は熱中症にはなりにくいとされていますが、気をつけるようにしてあげてくださいね。

愛犬が熱中症になった時の応急処置はこちら!

では、もし愛犬が熱中症になってしまったらどうすればいいのでしょう?

もし、あなたの愛犬が熱中症になった場合、以下の応急処置を取るようにしてください。

室内を涼しくする(湿度も管理)

水を飲ませる

涼しい場所に移動させる

全身、首、脇、後肢の付け根を冷やす

愛犬に水を飲ませることも大事ですが、熱中症がひどくなると呼びかけてもワンちゃんが反応しないことがあります。

こういう場合は、誤飲の可能性があるので無理に飲ませず、急いで動物病院に連れて行ってお医者さんに診てもらうようにしましょう。

愛犬が熱中症になったのに病院に行っていない!?回復させるなら必ず病院へ!

では、もし愛犬が熱中症になった場合、飼い主さんはどのように対処をしているのでしょう?

こちらが、愛犬が熱中症になった時に飼い主さんが行った応急処置です。

犬が熱中症になった時に飼い主さんが行った応急処置
1位 水分を補給させた
2位 涼しい場所で休ませた
3位 保冷剤などで体を冷やした
4位 水をかけて体を冷やした
5位 体を撫でたり揺すってみた
やっぱり、水分を補給させたり涼しい場所で休ませる人が多いのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよ。でも、心配なことがあったんだ
え!何かしら?

まなか

実は、『愛犬が熱中症になってしまった時に動物病院で診てもらいましたか?』という質問には39%の人しかYESと答えませんでした。

えぇ!?それ以外の人は応急処置をしただけで、熱中症になったのに動物病院で診てもらっていないの!?これは心配ね・・・

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。自己判断の応急処置だけでは回復できない場合もあるから、とっても危険だよね・・・

熱中症は、多臓器機能障害を引き起こすおそれがあります。

そのため、熱中症になったワンちゃんの症状が落ち着いたように見えても注意が必要なのです。

チワワ先輩

実際に、熱中症になったワンちゃんに応急処置だけして病院に連れて行かなかったら、ワンちゃんの臓器がダメージを受けていたから次の日には亡くなってしまったということもあるんだよ
そうならないためにも、愛犬が熱中症になったら必ず動物病院でお医者さんに診てもらってほしいわね

まなか

愛犬が熱中症になったら自分だけで大丈夫と判断せず、必ず獣医さんに診てもらうようにしましょう。

【まとめ】犬が熱中症になったらどこを冷やすか覚えておいて必ず病院へ行こう!

愛犬が熱中症にならないように注意!

ワンちゃんも人間と同じで熱中症になります。

犬の熱中症対策・予防法はこちら!
1.室温を22度前後に保つ
2.湿度を40~60%に保つ
3.飲み水を切らさない

こちらがワンちゃんの熱中症対策&予防法です。

犬の熱中症対策・予防法はこちら!
1.室温を22度前後に保つ
2.湿度を40~60%に保つ
3.飲み水を切らさない

愛犬が熱中症にならないためには、室温と湿度の両方を管理する必要があります。

愛犬が熱中症になってしまっても、応急処置だけで動物病院にいかずに自分だけで『ワンちゃんが回復した』と判断している方がいます。

チワワ先輩

ワンちゃんが熱中症になると、多臓器機能障害を引き起こすことがあるんだよ
見た目的には回復しても、ワンちゃんの臓器がダメージを受けていたから亡くなってしまうということもあるの。そんなことが起きないように、獣医さんに診てもらうようにしてほしいわね

まなか

犬が熱中症になった場合、どこを冷やすのか分からなくなって焦ってしまうこともあります。

夏を迎える前に、知識として覚えておくと良いでしょう。

ワンちゃんが熱中症になったと感じたら、必ず病院でお医者さんに診てもらってくださいね。

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