犬の誤飲による死亡例は?人間の薬を誤飲した!知恵袋の書き込みやバファリン・カロナールを誤飲した場合の致死量も調査!

犬が異物や人間の薬を誤飲してしまうと、深刻な健康リスクを伴う場合があります。

犬の誤飲による死亡例にはどのようなものがあるのでしょうか?

また、人間の薬を犬が誤飲した場合の死亡例は多いのでしょうか?

飼い主さん

犬の誤飲による死亡例で多いものは何なのかしら?
犬が人間の薬を誤飲したら、やっぱり少量でも死亡してしまうのかしら?

飼い主さん

この記事はこんな人にオススメ!
  • 犬の誤飲による死亡例は?
  • 犬が人間の薬を誤飲した場合の死亡例は知恵袋の書き込みにある?
  • 犬がバファリンを誤飲した!死亡例はある?
  • 犬がカロナール(アセトアミノフェン)を誤飲した!致死量は?
  • 犬が薬を誤飲!ロキソニンを誤飲した場合の症状と致死量は?
  • 犬が異物を誤飲したり薬を誤飲した場合の適切な対処法は?

まなか

犬の誤飲による死亡例は何が多い?人間の薬を誤飲したという知恵袋の書き込みや、バファリン・カロナールを誤飲した場合の致死量も教えて!

というあなたのために説明していきますね。

犬の誤飲による死亡例は?

犬の誤飲による死亡例を探したところ、様々なものがありました。

ここでは数例紹介していきます。

女優・釈由美子さんの飼い犬が日本酒誤飲で死亡

2016年3月に女優・釈由美子さんの飼い犬が日本酒を誤飲して死亡してしまうという悲しい事故がありました。

この事故は、釈由美子さんのブログによって公表されたことですが、どうやらご主人が晩酌していた日本酒のおちょこに愛犬のチワワが顔を突っ込んで、少量日本酒を舐めてしまっていたようです。

目を離したすきの日本酒の誤飲での死亡事故ということで、悲しいわね

まなか

チワワ先輩

そうだね。本当に注意しなければいけないよね

犬がひもを誤飲してしまい死亡

犬が異物を誤飲したという事故の中で、一番致死率が高いと言われているのが「ひも」です。

え、ヒモなの?

まなか

チワワ先輩

ちょっと意外に思う人もいるかもしれないけれど、犬が異物を誤飲してしまった場合の中で一番致死率が高いとされているのがヒモがなんだよね

ワンちゃんを飼っている人は、犬がひもを誤飲したことで、かなり多くの死亡事故が起きているということをしっかり頭に入れておくべきです。

家の中で、ワンちゃんがひもを誤飲することがないように注意しましょう。

また、靴下やタオル・雑巾といった布類も誤飲して死亡することが多い異物です。

なんでも口にしてしまうというワンちゃんの場合は、注意が必要です。

犬が育毛剤を誤飲してしまい死亡

育毛剤にはミノキシジルという成分が使われていることが多いのですが、この成分は血管を広げ血圧を下げる作用があります。

いわゆる降圧剤として使われることもある薬なのですが、このミノキシジルを含む育毛剤をワンちゃんが少量舐めてしまったことで死亡してしまったということは結構起きてしまっているようです。

ミノキシジルは少量舐めただけでもワンちゃんがぐったりしてしまったり、血圧低下・心拍や脈の過剰上昇といった症状が見られることがあるから、本当に注意しなければいけないのよね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。育毛剤が家庭内にあるという愛犬家の人は、本当に気をつけてね。育毛剤を頭皮に使った後に、その部分をなめたりしただけでも症状が出ることがあるから注意してね

犬がエチレングリコール(不凍液)を誤飲してしまい死亡

夏場によく使われる保冷剤には、エチレングリコール(不凍液)が使われていることが多いです。

このエチレングリコールの入った保冷剤を食いちぎるなどして誤飲してしまい、犬が死亡したという事故も発生していることがわかりました。

保冷剤は、ワンちゃんには美味しそうに見えてしまうのかもしれないわね

まなか

チワワ先輩

そうだね。ちょっと目を離したすきにワンちゃんが保冷剤を噛みちぎっていたということがほとんどだから、取り扱いには気をつけたいね

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犬は人間の薬を誤飲して死亡することも!?知恵袋を調査した結果は?

犬は人間の薬を誤飲して死亡することもあり、ある調査では「ひも」や「布類」を誤飲した次に死亡事故が多かったです。

人間の薬を誤飲してしまった時の方が死亡事故が多そうだけれど、ひもや布類の死亡事故の方が多いのね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。ヒモや布類・薬はワンちゃんが目を離したすきに口に入れてしまうんだろうね。お家の中での事故が多いだろうけれど、飼い主さんは気をつけないといけないね

知恵袋を検索してみましたが、犬が人間の薬を誤飲して死亡したということは書いてありませんでしたが、犬や猫が死亡した原因が薬の誤飲だったかもという書き込みはありました。

可愛いワンちゃんを事故で失うというのは相当な悲しみです。

後悔しないためにも、普段から注意するようにしましょう。

犬はバファリンを誤飲して死亡する!?

犬がバファリン(アスピリンの一種)を誤って摂取した場合、致命的な結果につながる可能性がありますが、死亡するというのは稀なケースです。

バファリンは犬にとって有毒であり、適切な投与量を超えた場合や、特定の犬種や個体に対して過敏な場合には、消化器系の出血や器官障害を引き起こす可能性があります。

犬がバファリンを誤って摂取した場合は、すぐに獣医さんに連絡して、適切な治療を受けるようにしたいわね

まなか

チワワ先輩

そうだね。症状や状況に応じて、獣医師は脱水や消化管の保護、出血の制御などの対処法を行うことがあるよ

早期の治療が重要ですが、適切な医療措置が取られれば多くの場合、犬は回復することができます。

犬がカロナール(アセトアミノフェン)を誤飲した!致死量は?

カロナール(アセトアミノフェン)は、一般的な解熱鎮痛薬ですが、犬が誤ってカロナールを誤飲した場合、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

カロナールは犬にとって非常に有毒であり、致死量は比較的低いです。

犬がカロナールを誤って摂取した場合、以下のような健康上の問題が発生する可能性があります。

犬がカロナールを誤飲!症状はこちら
  • 肝臓障害: カロナールは犬の肝臓に対して有害であり、肝臓の損傷を引き起こす可能性があります。これは重篤な肝不全につながる可能性があります。
  • 赤血球破壊: カロナールは赤血球を破壊することがあり、溶血性貧血を引き起こす可能性があります。
  • 呼吸困難: カロナールの摂取によって、呼吸困難やその他の呼吸器症状が発生する可能性があります。
  • 消化器系障害: カロナールは消化器系にも影響を与え、消化器系の損傷や潰瘍を引き起こす可能性があります。

カロナールの致死量は犬の体重や個体差によって異なりますが、一般的には致死量は非常に少量とされています。

犬の中毒を引き起こす用量は、体重1kgあたり150mgとされていたわね

まなか

チワワ先輩

そうなんだよね。市販のカロナールで考えると、体重1kgあたり1〜2錠で中毒を起こすから、2kgの犬だと2〜4錠で中毒を引き起こすという計算になるよ

犬がカロナールを摂取した場合は、速やかに獣医師に連絡し、適切な処置を受ける必要があります。

治療が速やかに行われると、犬の回復も早くなります。

犬が薬を誤飲!ロキソニンを誤飲した場合の症状と致死量は?

犬がロキソニン(ロキソプロフェン)を誤って摂取した場合、以下のような症状が現れる可能性があります。

犬がロキソニンを誤飲した場合の症状
  1. 嘔吐
  2. 下痢
  3. 食欲不振
  4. 脱水
  5. 腎臓障害
  6. 消化器系の出血
  7. けいれん
  8. 意識障害
  9. 運動障害

ロキソニンは犬にとって非常に有毒であり、致死量は個体差や体重によって異なりますが、一般的には非常に少量で有毒な影響が現れることがあります。

犬がロキソニンを摂取した場合の致死量は、明確に定義されていませんが、わずかな量でも重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

犬がロキソニンを誤って摂取した場合は、速やかに獣医師に連絡し、症状を詳細に説明して獣医師の指示に従うことが重要です。

【まとめ】犬が異物を誤飲したり薬を誤飲した場合は適切に対処しよう!

犬が異物を誤飲したり薬を誤飲した場合は、適切に対処することが非常に重要です。

以下はそのまとめです。

  • 早急な対応: 犬が異物や薬を誤飲したら、すぐに獣医師に連絡しましょう。時間の経過と共に状況が悪化する可能性があるため、早めの対応が重要です。
  • 症状の観察: 犬の異常な行動や症状を注意深く観察しましょう。嘔吐、下痢、異常な興奮や鎮静、食欲不振などが現れる可能性があります。
  • 情報提供: 獣医師に対して、犬が何を摂取したのか、どの程度の量を摂取したのかを正確に伝えましょう。これにより、獣医師はより効果的な治療を行うことができます。
  • 自己判断の避け方: 獣医師の指示に従いましょう。自己判断で処置を行うと、状況を悪化させる可能性があります。必要な治療や処置は専門家に任せましょう。
  • 予防策の考慮: 犬が異物を誤飲するリスクを減らすために、家庭内の危険な物や薬品を保管し、犬の居場所を安全に保つように心がけましょう。
  • 訓練と監視: 犬に訓練を施し、監視を徹底しましょう。犬が異物を誤飲する可能性がある状況では、特に目を離さないように注意しましょう。
犬が異物や薬を誤飲した場合は、早急な対応と獣医師の専門的な処置が重要です。

絶対に「このくらいなら大丈夫」というような自己判断をせず、獣医さんに診てもらうようにしてください。

適切な処置を行うことで、犬の健康を守ることができます。