とうもろこしは茹でても焼いても本当に甘くておいしいですよね!
とうもろこしの旬は6月から9月ですが、犬はトウモロコシを食べれる・食べていいのでしょうか?
答えは、食べても大丈夫だけど、食べれる条件もあります。
飼い主さん
飼い主さん
- 犬はとうもろこしを消化しない?
- 犬はとうもろこしを食べれるの?
- 犬はとうもろこしを食べていい?
- 犬はとうもろこしアレルギーを持っている子もいる?
- 犬がとうもろこしの芯を食べたけど元気!大丈夫なの?
- 犬がとうもろこしの芯を食べると腸閉塞になることも?
- 犬はコーンの缶詰を食べていいの?
- 犬にとうもろこしは腎臓が悪い場合も与えていい?
- 犬が食べていいとうもろこしの量は?
- 犬にとうもろこしのおやつはNG?
- 犬にとうもろこしが使われているドッグフードを与えるのはいい?
まなか
というあなたのために説明していきますね。
目次 [非表示]
犬はとうもろこしを消化しないということはなく食べれる?芯も一緒に食べていいのか徹底解説!
犬はとうもろこしを消化しないということも言われていたりするので、とうもろこしを食べれるのか、食べていいのか心配する人は多いです。
結論から言うと、犬はとうもろこしを消化しないということなはなく、とうもろこしを食べれる・食べていいです。
まなか
チワワ先輩
とうもろこしは栄養満点!栄養素がすごい
こちらが、とうもろこしに含まれている主な栄養素です。
(ここでのカロリーや栄養素は、一般的に販売されているスイートコーンを茹でた場合のものを表示しています)
とうもろこしのカロリー | 100gあたり99kcal |
たんぱく質 | 3.5g |
脂質 | 1.7g |
炭水化物 | 18.6g |
カロテン | 49μg |
ビタミンC | 6mg |
カリウム | 290mg |
鉄 | 0.8mg |
マグネシウム | 38mg |
とうもろこしの主成分は炭水化物です。炭水化物はエネルギー源となるので疲労回復に役立ちます。
それ以外にも犬の身体にとって良い栄養素が多く含まれているので、犬はとうもろこしを食べれる・食べていいと言えます。
まなか
チワワ先輩
この記事ではとうもろこしを食べれる・食べていいのか詳しく説明していきますが、中にはアレルギーを持っている場合の犬もいます。
そのため、愛犬にとうもろこしを食べさせる時にはアレルギーがないか注意しましょう。また、他にも注意する点があるのでそれらにも気を付けておくようにしましょう。
犬がとうもろこしの芯を食べたが元気!大丈夫なの?
犬も食べれる・食べていいとうもろこしですが、芯は食べても大丈夫なのでしょうか?
また、仮にとうもろこしの芯を食べた後でも、ワンちゃんが元気だった場合は特に気にする必要はないのでしょうか?
まなか
チワワ先輩
とうもろこしの芯は、茹でるときにカットしていた場合誤飲しやすく、とても固いため大きくなければそのまま飲み込んでしまう可能性もあります。
芯を丸のみした場合は消化しないという話の前に、そのまま気道や食道に詰まってしまい、窒息の原因へと繋がる恐れがあります。
仮に詰まらず、しばらくの間は元気だったとしても、固いうえに食物繊維の塊であるとうもろこしの芯は、食物繊維の消化が苦手な犬が上手く消化できる訳もなく、胃の中で詰まってしまったり、腸内で詰まり腸閉塞になってしまう可能性もあり大変危険です。
まなか
チワワ先輩
犬が芯を食べた後でも元気だからといってそのままにしておくと後々体調を崩したり手遅れになる可能性もあります。
芯を食べてしまったら元気がある、ないに関わらず、すぐにかかりつけの動物病院に相談しましょう。
以下は、犬が芯を食べた後で体調を崩した時に見られる症状の例です。
2.元気がなくなる
3.食欲がなくなる
4.お腹を痛がる
このような症状が見られる場合があります。
芯を食べた後でも少しの間は元気なこともあります。
「食べた後も元気そうだから大丈夫かな」と安心はせずに動物病院へ相談し、指示に従いましょう。
とうもろこしの芯を食べてしまわないようにしっかり取り除き、誤飲しないよう注意してくださいね。
犬に食べさせていいとうもろこしの量はこちら!
犬が食べれる・食べていいとうもろこしの量は、1日にいったいどのくらいまでであれば大丈夫なのでしょうか?
「身体に良いのであればたくさん食べさせてあげたい!」とついつい思ってしまうかもしれませんが、身体に良いからといって与えすぎるのは良くありません。
また、主食のご飯として食べていけるほどの栄養素はとうもろこしにはありません。そのため、ご飯としてではなく、ちょっとしたおやつやトッピングの1つとして与えるようにしましょう。
そして犬が1日に食べていいとうもろこしの量は、その犬の体格などによって変わってきます。体格などによって1日に食べていいご飯の量が変わってきますし、そのご飯から摂取する1日に必要なエネルギー量(1日に摂取する必要のあるカロリー)も変わってくるからです。
また、犬が1日に食べていい主食以外のおやつやトッピングの量は、1日に必要なエネルギー量のうち10~20%以内がいいと言われています。
以下が1日に食べれるとうもろこしの大まかな目安量です。
(ここでは、とうもろこし1本の可食部分300gと考えて表示しています)
体重10kg未満の小型犬…約60g(約1/5本)
体重25kg未満の中型犬…約120g(約2/5本)
体重25kg以上の大型犬…約240g(約4/5本)
食べていいとうもろこしのおおまかな目安量はこのようになっています。
これはあくまでもおやつやトッピングをとうもろこしだけで考えた場合なので、他にもおやつをあげるのであればもっと少なくなるでしょう。
とうもろこし1本の葉やひげなどを除いた可食部分の重さは、品種にもよりますが約150~300gです。
まなか
チワワ先輩
また、先ほども説明したようにこれはあくまでもおおまかな目安量であって、その犬の体格や1日にどのくらい運動しているかなどによって食べれる量は変わってきます。
与えすぎには注意しましょう。もし与えすぎてしまうと、消化不良を起こし下痢や嘔吐をしてしまう可能性があります。
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犬はとうもろこしアレルギーの子もいる?嘔吐することも?
基本的に犬も食べれる・食べていいとうもろこしではありますが、食べてはいけない場合もあります。
それは、アレルギーを持っている場合の時です。犬の中には稀に、とうもろこしに対してアレルギーを持っている子もいます。
まなか
チワワ先輩
もし、とうもろこしアレルギーを持っている犬が食べてしまうとアレルギー反応が出てしまい、様々なアレルギーの症状を引き起こしてしまいます。
以下は、とうもろこしアレルギーの犬が食べてしまった時に出るアレルギーの症状です。
2.皮膚を痒がる
3.皮膚に腫れや紅斑ができる
4.毛が抜けている箇所がある
5.肉球や特定の部位を頻繁にかじる
6.嘔吐する
7.下痢になる
8.ご飯を食べなくなる
9.1日の排便回数が多くなる
などの症状があります。
まなか
チワワ先輩
とうもろこしを食べてから元気がなくなったり、明らかに様子がおかしくなった場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。
とうもろこしを初めて犬に食べさせる時は、アレルギーを持っているかどうかが分からないので、少量のとうもろこしを様子を見ながら食べさせるようにすると大丈夫です。
まなか
チワワ先輩
愛犬がとうもろこしアレルギーだった場合は、以降絶対に食べさせないようにしてください。
犬にとうもろこしは腎臓が悪い場合も食べさせていいの?
では、腎臓が悪い場合はどうなのでしょう?
犬にとうもろこしは、腎臓が悪い場合も食べさせていいのでしょうか?
結論からお伝えしますと、犬の腎臓が悪い場合はとうもろこしは食べさせない方が良いです。
まなか
チワワ先輩
愛犬が腎臓を悪くしているけれど。とうもろこしが大好きでどうしても食べたがるという場合は、獣医さんに相談して食べさせて良いか聞いてみましょう。
犬にコーンの缶詰を食べさせてもいいの?
とうもろこしは、生の状態以外にもコーンの缶詰として売られている物も多くあります。
コーンの缶詰であれば、年中売られているのでいつでも食べさせることができそうですよね。そんなコーンの缶詰は、犬も食べれる・食べていいのでしょうか?
結論から言うと、少量であればコーンの缶詰も犬は食べれる・食べていいです。ただし、なにも添加されていないコーンの缶詰を選ぶ必要があります。
まなか
チワワ先輩
もしコーンの缶詰を与える際は量に注意し、なにも添加や味付けされていないものを選ぶようにしましょう。
しかし、ほとんどの缶詰は何かしら添加されているものが売られているため、とうもろこしを与えたい場合はコーンの缶詰より、生のとうもろこしを湯がいて与えるのをおすすめします。
また、缶詰は一度開封すると鮮度が落ちるので、管理においても注意してくださいね。
犬にとうもろこしのおやつはNG?
では、コーンの缶詰以外にもとうもろこしのおやつはどうでしょうか?食べたとしても問題はないのでしょうか?
犬用のおやつであれば、とうもろこしのおやつは売ってありますのでもちろん大丈夫です。
しかし、人が食べるために作られたとうもろこしのおやつは食べさせないようにしてください。
まなか
チワワ先輩
食べたからと言って、犬の身体に害のある物が入ってない限りそこまで問題にはならないかもしれませんが、元気がなくなったり、様子がおかしくなった場合は動物病院に相談してください。
愛犬にとうもろこしのおやつをあげるときは、犬用として作られているおやつをあげるようにしましょう。
犬にとうもろこしが原材料に使われているドッグフードは食べさせない方がいい?
犬が食べれる・食べていいとうもろこしは、ドックフードの原材料としても使われていることがあります。
まなか
チワワ先輩
犬は「肉食よりの雑食」という食性を持つものの、とうもろこしを主原料としたドッグフードは、犬に食べさせないほうがいいのでしょうか?
すべてにおいて「とうもろこしを使ったドッグフードは食べさせないほうがいい」と言えるわけではありませんし、食べたからと言ってすぐに問題があるわけでもありません。
しかし、中には注意しなくてはいけないものもあります。
というのも、先ほど説明したようにとうもろこしを主原料として作られているドッグフードは安価なものが多いです。
安価なものほど添加物も多く使われている場合もあります。炭水化物が多いとうもろこしが主原料だと、犬にとって一番摂取しなければならない大事な栄養素であるタンパク質を、しっかり摂ることが難しくなります。そのためそれを補うために足りない栄養素などを添加していることもあるのです。
まなか
チワワ先輩
また、「とうもろこし」という表示がされていなくても、「コーングルテンミール」や「コーンスターチ」というのも、とうもろこし由来の食材です。
これらはかさましのために使われることが多く、やはり安価なドッグフードでよく見られます。
消化にもいいとは言えないので、愛犬の健康を考えるのであればあまりにも安価なものや、同じく安価でとうもろこしを主原料に使っているドッグフードは避けたほうがいいかもしれませんね。
【まとめ】犬はとうもろこしを食べれる!アレルギーに注意・食べていい量以上を与えないように
とうもろこしには、ビタミン類が多く含まれており、タンパク質の合成・代謝に関わる葉酸も多く含まれています。また、心筋や筋肉、神経の機能調節や老廃物の排出を促してくれるカリウムを含めたミネラル類もバランスよく含まれています。
食物繊維も豊富なので腸内環境の改善にも役立つので便秘の改善にも繋がります。このように様々なメリットがあるので、とうもろこしは犬も食べれる・食べていいと言えます。
しかし、その一方で注意は必要です。
まず、犬は基本的の生のとうもろこしは消化しない・消化できないので、生では与えないようにしてください。
アレルギーがある犬に与えてしまうと、アレルギー反応が出てしまう為与えてはいけません。
また、とうもろこしの芯も、窒息や腸閉塞などの危険があるため取り除く必要がありますし、芯の誤飲にも注意が必要です。
まなか
チワワ先輩
また、もしコーンの缶詰を与える際は少量だけにし、なにも添加されてないものを選んでください。とうもろこしのおやつは人が食べるために作られたものではなく、犬用のおやつを選ぶようにしましょう。
注意しなければいけないこともいくつかありますが、愛犬のためにも気を付けることで、おいしいとうもろこしを一緒に食べたりすることができます。あげる量にも気を付けながら、ぜひとうもろこしを与えてみてくださいね。